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特別なゴチソウでなくたって、いつもの味がいちばん嬉しい。
・・・と思った、里帰りの食卓。
食いしんぼ&呑んべの家族の中で育ったので、私は好き嫌いがまったくありません。
逆に、好物を聞かれるとなかなか答えられないのが悩み。
里帰りでは必ず「何食べたい?」と聞かれるけれど、
定番のあたりまえのものが恋しいし、その日その時に手に入ったものを食べるのが
一番のゴチソウだと思ってるので、たいていは母にお任せです。
たとえば今回も・・・
毎度おなじみ、半球型が特徴の南禅寺。夏しか食べられない庄内の味です。
ただの冷や奴、といってしまえばそれまでですが
シンプルであるが故に、美味いまずいもハッキリ出ちゃう。
お気に入りの豆腐やさんから直接、出来たてを買ってきてくれました。
お店によってカタチも微妙に違います。この南禅寺は、70のBカップってトコ(笑)

これまた毎度おなじみ、ぜんまいの煮物。
両親が春に採ってきたぜんまいは、保存して大事にお正月まで使います。
うちのぜんまい煮は、こんにゃくなどを入れない“ALLぜんまい”。今回は
夏向けにチョイ濃いめの味付けだから、白飯にぶっかけて「ぜんまい丼」にしても美味!!

何でも好きな私ですが、特に「好き度」の高いグループに属するのが
魚の漬け焼き(味噌漬け、味噌粕漬け、醤油漬け)なんです。
鼠ヶ関の「あば」からゲットしたという特大の甘鯛、母が3日前から仕込んでいたそうで
ちょうどいい漬かり塩梅。日本酒のアテに最高です。

ほかにも、みんでなす(民田茄子)の塩漬け・辛子漬け、だだちゃ豆、
だし、庄内メロン・・等々、庄内の夏の味をたらふく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
たった1泊の里帰りで、墓参りや花火大会で一杯一杯でしたが
ちょうど大山・上池のハスが満開だというので出かけました。

あまり知られていませんが、庄内にもラムサール条約登録湿地があります。
宮城県の伊豆沼のように観光船や売店などはない静かなハス池。駐車場も数台分。

あれ? 満開だって聞いてきたのにハスの花があまり見えない・・??
カメラを構えたおじさんや、見物にきていた数人の家族連れも、アレレな顔。

実はこの日、組合の方たちがお盆用に刈り取り作業を済ませたばかりだったんです。
どうりで・・ね。残念だけど仕方ない。

母と、組合のおんちゃんとの会話。
「ここのレンコンは、最高だよの~」「んだ」
「ほかのレンコンと全然、モノが違うなやの。また売っての~」「まだ気ぃ早えぜ」
・・・これぞまさに、花より団子。母の食い意地は私以上。

組合の方から、おみやげもらいました。ハスの実、まだ熟れきっていませんね。
ぱんぱんに詰まった実はこの時期だけの“珍味”。好きな人は好きでしょう。

スキキライの無い私ですが、熟れてないハスの実はちょっと…ね(汗)
こういうのもスキキライって言う? 言わないよね??
食べれるんだ~知らなかった!いったいどんな味がするんだろ!?
しかーし毎度美味しいモノたくさんありますね~ こないだ『弁慶飯』の美味しさはお蔭様でわかりましたけどアレはお米そのモノが美味しいから弁慶にしようが義経にしようが『美味しい!!』の何物でもないんですね=小さい頃から地元の美味しいモノを頂かせてもらってきた幸せ=この時代に送り出してくれた御先祖に感謝ですよね
どれも美味しそうっ!!!
蓮の実、子供の頃よく食べました。懐かしい!
「あば」、ちょうど月山である方の奥様があばをやってる、
という話を聞いたばかりなので、もしかしてその方から
買ったアマダイなのかなぁ、なんて。
それにしても立派なアマダイ、涎が・・・
>なおちゃんへ
おや、ハスの実たべたことなかった?
伊豆沼のハス観光用の船に乗ると、必ず船頭さんから勧められますよ。
地元で暮らしていた時は、コドモだったせいか食に無関心だったように思います。
でも、今は庄内の豊かな食文化の中で育ったことに感謝。
こうして日々当たり前のように美味しいものをいただけるって、ありがたいですね。
>壽丸さんへ
「あば」に反応しましたね♪ うちに来てくれる方は、実は男性なのです。
昔はリヤカー引いたおばあちゃんたちが来てくれたものでしたが、
いまではすっかり数が減りました。世の流れとはいえ、なにか寂しいです。
この夏はアマダイ、マダイが豊漁らしくて、帰る日の朝も
「アマダイどーだやー」と玄関先からイイ声が聞こえてました。
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