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22歳と、85歳と、90歳の家

古くて、寒くて、暗くて、使い勝手が悪くて、
この家はもう壊すしかない! 建て替えるしかない!
と決めつけるのは、絶対にやめて欲しい。
もしかしたらアナタの家は「宝の山」かもしれないんだから
・・・と思う、今日この頃。

2/27(土)28(日)は
私の愛する大工さん・古遊工房の完成見学会です(詳細はコチラ
そう、古遊工房といえば、呑兵衛御用達の
壽哲廸(おやじ)、(せがれ)、だてまち海里(みさと)や
鳴子の農家レストラン土風里(どっぷり)を手がけた会社。

で、今回の完成見学会は・・・
フツーの家ではありません。古民家再生物件です。
フツーの移築再生でもありません。
現地解体・現地再生という滅多にみられないレアな事例です。

最大の見せ場は、ど迫力の吹抜け空間。
大黒柱に乗っかった建物の背骨にあたる部分は「牛梁」といって、
尺五寸×六間(約45センチ×約11メートル)の極太の牛梁の上に
さらに梁が乗って三段重ねになっていますね。
二段だって滅多にないのに、三段なんてめずらしい・・。
いにしえの大工さんたち、腕の見せどころだったんでしょうね。
CIMG1059.jpg
ナニゲに・・あいらぶ社長もパチリ・・

逆方向(キッチン)から見ると、こんな感じ。
CIMG1064.jpg
この大空間、家の中で一番イイ場所だったにも関わらず
かつては「物置状態」だったとか 信じられましぇん!!

ふた間続きの和室は、配置も大きさも変更せずそのまま再生。
鴨居から小屋までの壁にも小さな欄間があって
障子を透過して入ってくる光が、優しくてキレイ・・!
CIMG1068.jpg

差鴨居の上の欄間は、希少な「神代杉」が使われています。
今の時代、買おうとしたら一体いくらになるのやら!?
CIMG1069.jpg
※注/神代杉とは・・
水中や土中に埋もれて長い年月を経過した杉材。
暗灰色または淡黒色となり、木目が美しい。
工芸品・天井材などに使う。(明鏡国語辞典より)


この細格子の引き戸なんて、全く古さを感じないどころか
むしろ今風のデザインにも見えませんか?
CIMG1061.jpg

この家は、およそ築90年の家を再生したもの。大正初期ですね。
お施主さんのおじいちゃんが生まれる前、
その父(=施主のひいおじいちゃん)が建てた家だそうです。

お施主さん曰く、前の家は
「あまりにボロボロで、建て替えるしかないと思った」。
でも、愛着はあるし、できることなら住み続けたい・・。

ダメモトで下見に来て貰い、天井裏や基礎まで確認したところ
構造は予想以上にしっかりしてることが判明。
それどころか、一見荒れ放題に見えた床の間や建具も
ケヤキ・クリなどをふんだんに使った「宝の山」だとわかったため
建て替えではなく再生の道を選ぶことになりました。

驚くべきは、古民家再生を決断したお施主さん(ご主人)が
なんとなんと若干22歳ってこと。
なんて立派なの! カッコイイ!!!

そして、この家に暮らすのは、
その若い夫婦と、今月生まれたばかりの赤ちゃんと
85歳になる施主のおじいちゃん&おばあちゃん、施主の弟さんの6人。
よかったね~。嬉しいねえ~。楽しみだね~


今、古い民家のほとんどは、その不便さから
取り壊される運命にあります。とっても残念・・。

「地震になったらこわいし…」
「寒い家はイヤ」
「古民家をリフォームするのって高いんでしょ?」


そんな思い込みで選択肢から外すのは、本当にもったいないことです。
まずは、実際に見てみるべし! そんな心配は無用ですから!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

話は変わりますが

古遊工房の社長から、またまたお酒をいただいちゃいました。
いつもいつも、スミマセン~
CIMG1074.jpg
中山平温泉のオリジナル日本酒「大谷川」(おおやがわ)

仕込み米は、地元中山平産の蔵の華。
仕込み水は、鳴子の源泉(天然温泉水)。
蔵元は「宮寒梅」でお馴染みの、寒梅酒蔵さん。

原材料も、蔵も、完全に地元にこだわったお酒。
昨年デビューした「中山平」(ひとめぼれ)に続く弟分です。
社長によれば、「すっげー、んめぞ」だって。
さてさて、どんな出来映えか
明日あたりいただいてみましょうかね・・


[ 2010/02/26 20:09 ] お仕事 | TB(0) | CM(3)

まあ、なんと言うことでしょう。匠の技が
暗くて寒い倉庫をこんなモダンな住宅に・・・・^^

まるで、ビフォーアフターそのもの。あれはテレビの
世界の話だと思ってましたが、実際にやってくれる
匠がいるのですね。

 それにしても、戦後に建てられた街場の住宅では
あまり再生の価値がないかも知れませんね。やはり、
古い農家や商家なら日本人のエスプリを奮い起こす
原日本の佇まいをモダンに再生できるのでしょうね。
そんな家に住んでみたいですねぇ。我が家はセキスイ
ハイムだからなぁ・・・トホホ
[ 2010/02/27 07:20 ] [ 編集 ]

私の夢でも有ります

☆anegoさんへ
これは最高の贅沢って言うもんですぞ!
羨ましい位恵まれた環境に有る若夫婦ですね・・・
古いものを残し、伝えていくのって本当に大切な事ですね、仙台市も見習えって・・言いたい(笑)
ところで、偶然ですが一昨日、中山平「ふき湯荘」の御主人(友人)から「大谷川」頂きました!
家の誰かさん「旨い!」って言ってましたよ。
[ 2010/02/27 07:40 ] [ 編集 ]

>サエモンさん
おはようございます♪ 
どんな時代の住宅でも、キチンと建てられたものなら
十分「再生」の可能性はありますよ。
古民家ほどの迫力ある空間は作れないにしても
文字通り、劇的ビフォーアフター!って例を
私自身今までいくつも見てきました。

日本の住宅の平均寿命は、たった26年。
世界の中でも最低レベルです。
いつから家って消耗品になってしまったんでしょう・・。
モッタイナイの精神で、少しでも良い方向にむかって欲しいものです。


>☆さん
決してこの若夫婦は“恵まれた環境”じゃないと思う。
親やその親が住み継いだ家を守ることが、逆に
「苦痛」と感じて手放す人が多い中で
相当の覚悟をもって決めたことだと思いますよ。
再生する以前のオンボロの家を見たら
誰だって(仙台市も?)諦めちゃいそうだし。

それにしても、仙台の建物は壊しすぎ(怒)!
新しければいいというものでは無いのにね~。
[ 2010/02/27 08:44 ] [ 編集 ]

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